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Visual Studio Codeを使用して設定ファイルをリモートで編集する方法

かに

このブログ記事では、Visual Studio Code (VS Code) の強力なリモート編集機能を活用して、Nginxの設定ファイルやphp.iniなどの重要な設定ファイルを効率的にリモートで編集する方法を紹介します。リモートサーバーにSSHで安全に接続し、必要な設定変更をローカルマシンから直接行うことができる手順を詳しく解説します。また、リモート編集時のセキュリティ対策や、権限の問題にどう対処するかもカバーします。この記事は、システム管理者や開発者がサーバーの設定を迅速かつ安全に行うのに役立つ内容です。

  1. はじめに: VS Code のリモート開発機能の紹介
  2. 必要条件: VS Code、SSHアクセス、サーバーの基本情報
  3. VS Code でのSSH拡張機能の設定: Remote-SSH 拡張機能のインストールと設定方法
  4. リモートサーバーへの接続: SSHを使用したサーバーへの安全な接続方法
  5. Nginxとphp.iniの編集: 重要な設定ファイルへのアクセスと編集プロセス
  6. 権限問題の解決: sudo 権限での編集や所有権の変更方法
  7. 変更の保存と確認: 変更を適用し、サーバーが正常に動作するかを確認する方法
  8. セキュリティ対策: リモート編集時のセキュリティ上の注意点
  9. まとめ: リモート編集の利点と注意すべきポイントの要約

この記事を通じて、読者はVS Code を用いたリモートサーバーの効率的な管理方法を学び、日々の作業をよりスムーズに進めることができるようになります。

が、面倒なので指定したファイルの所有者と権限を表示と変更方法だけを伝える

例えばphp.iniの所有者と権限が知りたい場合

1ls -l php.ini
2
3// 結果
4-rw-r--r--. 1 root root 62998 Nov 27 00:30 php.ini
  1. -rw-r–r–.
    • - : これは通常のファイルであることを意味します(d だったらディレクトリ、l だったらリンク)。
    • rw- : ファイルの所有者(ここでは root)には、読み取り(r)と書き込み(w)の権限があります。
    • r-- : ファイルの所有グループ(ここでも root)には、読み取り(r)の権限のみあります。
    • r-- : その他のユーザーにも、読み取り(r)の権限のみあります。
    • 最後の . は SELinux のセキュリティコンテキストが関連付けられていることを示します。
  2. 1
    • これはファイルのハードリンク数を示しています。ハードリンクの数は、ファイルに対する異なるパスの数です。
  3. root root
    • 最初の root はファイルの所有者(ユーザー)です。
    • 二番目の root はファイルが属するグループです。
  4. 62998
    • これはファイルサイズ(バイト単位)です。
  5. Nov 27 00:30
    • これはファイルの最終変更日時です。
  6. php.ini
    • これはファイル名です。

ファイルの所有者がrootの場合、ec2-userユーザーでVSCode上で編集するとエラーが出ます。

エラーを回避するために、所有者をec2-userに変更する

1sudo chown ec2-user php.ini

これでVisual Studio Codeを使用して設定ファイルをリモートで編集するができます。

最後は元のユーザーに戻します。

1sudo chown root php.ini

場合によっては再起動してください。

1sudo systemctl restart nginx
2sudo systemctl restart php-fpm

終わり。

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